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2006年8月 1日 (火)

日本沈没-2回目

平日の昼間なので混み合うこともなく快適に鑑賞。前の列に小学校高学年くらいの男の子6人組がいて始まる前はウロウロ&バタバタしていてうんざりしたけど始まってからはマナーも良くて一安心。夏休みだからか、学生が多かったかも。

以下、ネタバレ&不満な点など(ホント長いですよー)

2回目は一人で鑑賞。流れもわかるし周りを気にすることなく集中できた。やっぱり前半は専門的な説明も多いしドラマが少ないので飽きる。前の6人組もちょっとつまらなそうだった。
不満な点は他にも結構あるなぁ…
やっぱりあの状況でどこにでも現れる小野寺は違和感あるし百歩譲ってそれもありかと考えても誰もいない街を一人で歩く玲子や小野寺。“独り”を演出することで何かを、例えば絶望感とかを表しているのかもしれないけど、どうしても、そこだけ違う時間が流れているように感じてしまう。緊迫感が感じられない。もっと街は混乱しているはずだし逃げ遅れたり、逆に逃げずにただ“待つ”だけの人もいると思う。あそこで逃げられなかった犬や猫が彷徨っていてもいいんじゃないかな?あまりに不自然でここはかなり不満。

小野寺が死んだ赤ちゃんを抱く母親に遭遇する場面もなんであそこに一人でいるのかがわからない。そこ、どこだよって(苦笑)
その母親が3回出てくるんだけどパンフ読むまでわかんなかったなぁ。
あと他でも言われているように、小野寺と玲子の恋愛模様は…。映画の中では出会ってからそれなりに時間が経っているかもしれないし、ところどころで惹かれあってる感じは見られた。でも、やっぱり唐突すぎる。
柴咲コウちゃんがパンフのインタビューで「感情のやりとりの部分はカットされているところもある」と言っていたので、そこはDVD待ちなのかな?
「海峡を渡るバイオリン」もDVDではカットされたところも入っていて良かったっていう意見が多かったけど、それってどうなの?時間とかいろいろな制限があってやむを得ないことかもしれない。でもある部分が長すぎたり、必要なところがカットされていたりで海峡も沈没も作り手の見せたいところと私たちが見たいものが違う気がするんだよね。やっぱり、ほとんどの人がTVや映画館で見たモノを評価するわけで…
“ありえない”というところを納得させるのが作り手の役割だと思う。一番感じるのは映画やドラマって“時間の流れ”が重要だなってこと。作品の中でも上映時間でもそうだけど。
上映時間においては、決められた時間内での配分みたいな…
作品の中では、「沈没」で言えば冒頭の震災から被害が全国に広がるまでどれくらい時間が経っているかがわかりづらいので、データでは沈没まで1年とあったけど大げさに言えば3日間くらいの出来事のように思えた(私だけ?)だから「神出鬼没な小野寺」になっちゃう。実家に帰るのも簡単にはいかないはずなのに、なんの苦労もなく到着したように見えたし、そこからどうやって避難キャンプ地まで行ったのかもわからない。どういう交通手段を使ったかとっても気になるところ(苦笑)
小野寺と玲子の関係も、あっという間に「一緒に暮らしたい」って。独白でもいいから気持ちの高まりを表して欲しかったな。
私は2人がベランダで語り合うシーンが無駄に長い感じがするの。あそこを半分削って、もう1つくらい心を通わせるエピソードがあってもいいと思うんだよねぇ。
演出や脚本の部分だけを考えると、クサナギツヨシの主演映画&SPドラマで100%満足できるモノに出会っていない気がするなぁ(私はね)

出演者においては、不満は一切ありません。田所が弁護士のくずに見えるというのは黙認します(笑)
ツヨの小野寺も文句なく良かったけど、やっぱりミッチーね。カッコいい!!男・ミッチーは必見ですね。もっと男3人のシーンが見たかったな。
あとこの作品に限らず、遠藤憲一さんと矢島健一さんが個人的に好き。
津田寛治さんと木村多江さんはもったいないなぁって感じ。だってわかんないもん。
いきなり震災から始まるんじゃなくて直前のお母さんと美咲ちゃんが見たかった。幸せな日常が一転…みたいな。

さて、私が玲子の立場だったら(誰も聞いてない)やっぱりあそこで抱いて欲しいし、最後はキスして欲しかった。小野寺の優しさは抜きにしてね。あそこで抱いてしまったら、こんな非常時にって言う人もいるんだろうけど…
でも極端な話、実際第二次世界大戦直後に生まれた人って多いじゃん(って極端?)
いつ死ぬかわからない状況でも、そういう“生”への執念みたいなものが人間には備わっているんじゃないかな?感情だってあるんだし…って私的意見ですけど。

小野寺の手・目・声が最高にいい(クサナギツヨシの、とも言えるけど)
美咲ちゃんを抱く手。
玲子を抱きしめる手。
玲子の顔に付いた泥を払う手。
わだつみ2000を操縦する手。
わだつみ2000のレバーをパッと放すところなんてホントにカッコいい。
あと目の表情もいいですね。“決意”してから“最期”までが特に。
ヘリコプターのシーンの小野寺と玲子の目は本当に切ない。セリフがないから余計に目と手が活きてくる。声は言うまでもないけどね。
手紙を読む声はそれまでの小野寺にない優しさと強さを感じる。
今回思ったのは、他の共演者に比べてクサナギツヨシの声って響くのかなってこと。他の人の声はスクリーン(映画の中)から聞こえるんだけどツヨの声は映画館全体から聞こえてくるって言うか一人だけ館内にいてマイクで喋ってるみたいな感じ。表現が難しいけど(わかる?わかんないよね)

だいぶ長くなっちゃったので言い足りないことは3回目鑑賞後に(笑)
1回目も2回目も私が一番グッときたのは鷹森大臣が犠牲になった小野寺と結城に哀悼の意を表するところ。なんかね、ここがツボらしい。

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