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2006年4月24日 (月)

父帰る/屋上の狂人

運よく15時の回を観ることができました。

こんなに小さな劇場でやるなんて。
そして、この中にクサナギツヨシがいるなんて…
なんか不思議な感じ。
キャンセル番号10番台。
ほぼ確実に観ることができるとわかっていてもドキドキ。
番号を呼ばれ、身分証明確認。
ホールも小さい。
並んで少し待たされる。
この時にパンフレットを買う人がいなかったのは、みんなリピーターだったからなのかな?
ちょっと不安になった。
キャンセル組は両サイドに。
私は左側でした。
近い…
スマコンだって、いつも双眼鏡でスクリーンを観るような席なのに、肉眼で見える。
暗くなって、スマコンとは違うってことを思い出す。
だって、「キャー」とかないし(当たり前)

■■父帰る■■
新聞を読んでいる賢一郎。
「おたあさん」
声がいつもと違う…貫禄のある声。
そう、これが聞きたかった。
定評のあるツヨの声。
でも、私は作品ごとに声や発声の仕方を変えて欲しいっていつも思っていた。
どんなに演技が良くても、やっぱり声は“クサナギツヨシ”を感じてしまうから。
俳優・クサナギツヨシを肌で感じてワクワクしてきた。
最初から静かでピーンと空気が張り詰めている。
左手にいる私からはほとんど賢一郎の背中しか見えない。
でも、背中だけで伝わるものがある。
父が帰って来てからは、ありえないぐらいの緊張感。
そこにいた全員が固唾を呑んでこの親子を見守っている。
少しずつ賢一郎の耳が赤くなっていくのがわかる。
そして長年の憤りや苦労を一気にぶちまける。
賢一郎から汗か涙か鼻水かはわからないけど、ポトリと一滴落ちた。
スゴイ…
あちこちから鼻をすする音がする。
そして最後の「見えんことがあるものか」と父を追いかける賢一郎。
ああ、良かった…賢一郎は父を待っていた。
嬉し涙が出そうになった。

■■屋上の狂人■■
OPが好き。
パァーっと明るくなって、上の方に白い物体。
義太郎だ。かわい~~
「なんや?」「厭やぁ」
かわいすぎ。
義太郎をこんなにかわいく演じられるのはクサナギツヨシだからなんじゃないかな?
本当に純粋で無垢な愛すべきキャラの義太郎。
そして、藤作役の高橋さんが出てくるだけで笑いが起きるのはサスガ。
キムラさんの怪しげな巫女さんもいいキャラです。
この作品、義太郎をずーっと見ていたいけど他の人も気になって、目があちこちに泳いでしまう。
全員がセリフのないところでも、“何か”やってくれてる。
それを全部見逃さないようにするとセリフが聞き取れない。
あーもどかしい!
でも、この作品は無声でやってもスゴク面白いと思う。
セリフもいいけど、演者の動きがたまらなく可笑しい。
最初から笑い声が起こる。
それも何回も。
そして、最後にほろっとさせる。

■□カーテンコール□■
どこへ行った?義太郎は。
一瞬にして、すっかり義太郎が抜けたクサナギツヨシが微笑んでいる。
拍手の嵐。
幸せな一日が終わった。

「父帰る」は舞台全体をまとめて観るのに対して、「屋上の狂人」は何回も観て個々をずーっと目で追って行きたい感じ。
DVDにはならないみたいだけど、万が一なったとしたら、「屋上の狂人」にはソロ・チャンネルを付けていただきたい。
気になったのは、義太郎がぼけーっと客席の方を見ると(もちろん演技で)目線の先にいるお客さんが小さく手を振ったりしていたこと。
気持ちはわかるけどね(苦笑)

キャンセル待ちで並んでいるとき、ちょっと人とは違うオーラを醸し出した女性が前を横切ったので、よく見てみると小林聡美さんでした。
私と同じ列の中央付近にいらっしゃいました。
かわいかったです。

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